僭越ながら、私の詩を載せております
楔と繋ぎ
非通知のベルが鳴り響く 煙い助手席を染めながら
痛い思いを悦に変え 眠い日常を攫うのさ
希望さえも罪になるから 狭い個室に引篭もり
赤い瞬間をなぞっては 惰眠を貪り続けるワタシ
並々注がれたワインに 負けじと染まる月を見て
平常心でいられる彼らに 歩幅を合わす必要などない
煙るKOOLに生を感じ 迫る俗物に嫌悪を覚え
別に誰を責めるわけじゃない 悪いのは自分だと知っている
せめてCOOLに生きようなんて 顕示するのもいい加減にして
現実なんて箱すらアナタは 知りもしないんだから 知ることもないんだから
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